去る1月26日(木)、医療法人財団健和会と当法人で介護職員を対象に、無料公開講座「認知症と終末期を学ぶ」を開催いたしました。
本講座は三年目職員を中心にした研修をオンライン開催とし、どなたでも無料でご参加いただけるようにしたもので、当日は15名(内オンライン参加8名)のご参加をいただきました。
まず、みさと健和病院・緩和ケア病棟の看護師高橋さんより終末期ケアについてご講義いただきました。
緩和ケア病棟では様々な症状コントロール、在宅療養支援、看取りなどをしています。
その臨床のご経験を踏まえ、高橋さんから「終末期の基礎的な知識」、ご本人・ご家族の死に対する気持ちの理解とケアにまつわる「コミュニケーションとグリーフケア」、「多職種との連携」について、グループワークを交えて学びました。
次に同病院副看護部長で認知症認定看護師の青木さんより認知症についてご講義いただきました。
青木さんは認知症患者様を主として精神科と連携した精神科リエゾン回診をされております。
本講義では「認知症の基礎知識」、「認知症のある患者さんとのコミュニケーション」、「ケアのポイント」、「生活環境の影響」、「非薬物療法」、「家族支援」について学びました。
参加者からの事例発表に講師からフィードバックを頂くなどもあり、ご利用者様に寄り添うケアについて気づきや学びが深められる、大変有意義な講座となりました。