皆さんは『数独』をご存知ですか?一般的には『ナンプレ』とも呼ばれている、数字を使ったパズルです。
パズル雑誌や本等で、見かける方も多いかと思いますが、ほとんど、紙ベースのものではないでしょうか。
小規模多機能サービス葛西みなみを利用されている青木昭雄さん(80歳)は、この『数独』というパズルを、ご自分で、立体的に作ってしまいました!!
どのように作られたかインタビューしています。
Q)昭雄さんと『数独』の出会いは? → A)暇になったから。
Q)いつ頃作られたのですか? → A)定年後…70歳くらいかな。
Q)どうして作ろうと思ったのですか? → A)(パズルの)本に書いたり、消したりするのが面倒だから。
Q)どうやって作ったのですか? → A)外枠は、うどん?そうめん?とかの箱だったか…。数字のブロックは、東急ハンズで木のブロックが50個入りで売っていたので、それに、テプラで数字を印刷したシールをはりつけた。パズルの本で問題となっている数字は赤、検討中の数字は白、場所が決定した数字は緑・・・という感じで、色を変えられるようにした。
中の枠組みは、九つの大枠を作った跡に、ブロックのサイズに合わせた小さな枠を作った。たて枠を長いまま取り付け、横枠はブロックサイズの短い枠を、一つ一つつけていった。数字ブロックが出し入れしやすい高さにしてあるんだ。欲を言えば、蓋も作りたかった。
普段はクール(冷静)な印象の昭雄さんですが、インタビュー内容からも伺えるように、かなり手先が器用で繊細であり、現在もペーパークラフトや折り紙等の作品を作って、他の利用者様や私たち職員を楽しませてくれています。