すこふくちゃん

社会福祉法人すこやか福祉会

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ふれあい日記

介護の魅力発信☆やりがい事例~キラッと介護~

2019年12月26日 更新

 

11月16日に第16回協議会介護活度交流集会が千住介護福祉専門学校で行われました。

今年は8つのエリアに分けなおし、9月にエリア別で事例発表交流会を行ない、各エリアでの優秀な事例をこの協議会介護活動交流集会で代表事例として発表してもらいました。テーマが「キラッと介護」という事で各事業所の特徴や魅力のあふれる事例で内容も様々、介護のやりがいを再発見できる会となりました😊

☆柔軟な支援☆

まいほーむ新みさとは、利用者の困ったに臨時の訪問で対応する事例の発表がありました。「お湯が出ない」と電話があり訪問してみたらウオッシュレットが冷たかったり、「テーブルの…何かが壊れてる」訪問するとガスファンヒーターのホースが外れていたり…など利用者からの電話での会話だけでは「理解できない」 「困った」に答えるために走り回って日々奮闘していることがよくわかる事例でした。臨時の訪問要員なんて配置しているわけもなく、そこに人員を割かれても通いに来ている利用者のケアに支障がないようにまいほーむ新みさとが”one team”となっているのだと感じました。

★ミリ単位のおむつの当て方調整★

ファミリーケア大島は、おむつの当て方に苦渋した事例の発表でした。本人の訴えに合わせて調整しても納得してもらいえない日々が続き、職員同士で実際のケアを振り返り。利用者の「もう少し上」「もう少し右」の声にミリ単位で調整し今では納得していただけるという内容でした。振り返りの中で利用者様の感情的な発言は、体の痛みや羞恥心を理解してもらいたい思いが込められていることに気付けたといいます。発表したファミリーケア大島の所長・野澤さんは、会の後の交流会でも「自分たちも服を着て、ちょっと袖口なおしたりするじゃん!そのちょっとなのよ。それができるかできないかで大きな違いなの!」と熱く語ってくれました。

☆KAIGOの魅力を世界へ発信☆

記念講演の中村さんは今後の日本の介護についてデータをもとに話してくれました。今後、要介護者はますます増える。海外の人の手を借りる時代に来ているが、いつまでも永住してくれる保証もない。AIにも介護はできない。今介護の現場で働く人たちは今後の日本を支える“人財”だと。「キツイ・汚い・給料安い」の“3K”ではなく、“6K”「感謝・感動・感激・キラッとできる(カッコイイ・クリエイティブ)・これから絶対に必要な職業・給料が上がり続ける(国が支援する職業)」介護の魅力を発信しましょう!と締めくくりました。