2023年4月5日・6日、協議会新卒介護職員合同研修を開催しました。1日目は介護職員15人、2日目はさらに事務職員6名を加えて計21人が参加しました。
研修目的は「補助器具の正しい使い方の基礎を学び、現場に活かすこと」、「介護記録の必要性について学ぶこと」、「認知症の基礎知識、対応について学ぶこと」、「虐待防止について学ぶこと」、「社会人として必要なビジネスマナーを身につけること」です。
1日目 生活支援技術、補助器具の実習
1日目は千住介護福祉専門学校の実習室で、まず協議会の福祉用具導入の歴史や必要性を学んだ後、指導職員を中心に班ごとに別れ、生活支援技術と補助器具の使い方を実習しました。
内容は「仰臥位から側臥位への寝返り」、「起き上がり介助」、「ベッドの背上げ」「補助器具(マルチグローブ、スライディングシート、リフト、スライディングボード)を用いた移動介助」、「座位の重心移動」「補助器具(車椅子)の取り扱い」です。ノーリフティングケアの理念と実践を学びました。
2日目 記録、認知症の基礎知識、ビジネスマナー
2日目は千住曙共同会館にて、「介護記録」を学び、次に事務職員6人を加えて、「認知症の基礎知識」、「虐待について」、「働く上で大切なこと」「ビジネスマナー電話対応」を学びました。研修ではグループワークも行われ、参加者同士で情報交換をする機会が設けられました。多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まったことで、お互いの現場での実践事例や取り組み方について話し合うことができ、貴重な学びの場となりました。
今回の研修を通じて、介護職員と事務職員が一体となって、より質の高い介護を提供するためのスキルアップが期待できます。
研修終了後に行われたアンケートによると、参加者からは「学んだことを活かして現場で実践し、さらに深めたい」という声が多く寄せられました。また、「様々な職種の方と交流できて学びになった」というコメントもありました。
今後も協議会では、より充実した研修内容で、新入職員、参加者のスキルアップと業務の向上に貢献していきたいと考えています。
人財採用・教育・広報室